悪夢探偵  

2007/06/25 (月)

6月22日発売のDVD(プレミアム・エディション)を鑑賞。メイキングとかインタビューなどのおまけのDVDも見たかったため,ついつい購入しちゃいました。塚本監督好きなもんで・・。

他人の夢の中に入ることのできる悪夢探偵松田龍平)が,ある連続殺人事件の解決に協力することになるが・・というお話。塚本晋也監督(『鉄男』,『六月の蛇』)の最新作。

『ああ、いやだ、いやだ・・』と言いながら他人の夢に入ることになる悪夢探偵。『いやだ、いやだ』って言い過ぎ。探偵と言っても,ただ夢に入る能力があるだけ。難解な事件を推理して解決するわけでもなく,強いわけでもない。女刑事の慶子(hitomi)が協力依頼に行ったときも自殺未遂してるありさま。主人公の悪夢探偵のキャラがかなり気に入ってしまいました。かなりダーク(根暗)なヒーロー。

hitomiの演技が下手なのが,かなり目立ちました。この辺は,演技するのは初めてということなので,まあ,大目に見てあげますか。重要な役どころなだけに残念。他の女優さんが演じてたらまた映画全体の印象が変わったのかな・・と思ってしまいました。あえて良かった点はビジュアル的な部分だけかな(ちょっと辛口)。

安藤政信,大杉漣といった大物の役者さんが脇を固めてますが,やはり見所は塚本監督の独特の映像世界。塚本作品に有名俳優は不要だと思います。今作もカルトな作風は随所に見られました。悪夢に現れる謎の生物の演出ぶりは『鉄男』っぽいし。

他人の夢に入る方法もおもしろい。夢に入るときは服を脱いで全裸に近い状態。夢に入るときって服脱ぐんだ・・となぜか納得。

悪夢探偵他人の夢の中に入る殺人鬼を監督自身が演じています。他の塚本作品同様あやしい雰囲気を出しまくってます(最近では『六月の蛇』のときの演技が特に印象に残ります)。

ストーリー的には予測できる展開ですが,映像のパワーで押し切ります。監督によると,この主人公で3作つくるそうで,この映画のラストでも早速,パート2の予告がちらっと流れます。ぜひ,塚本監督流の新しいダークなヒーロー像を確立していただきたい!と期待させてくれる1本ではあります。


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