大日本人 

2007/06/02 (土)

6月2日(土)に鑑賞。今年のカンヌ国際映画祭に出品されたものの,メディアにはその内容は明かされなかった本作。いよいよ今日から公開されたので,早速見てきました。売店で買ったパンフでさえ,「映画観賞後、見よ!」と印刷された封筒に入っていて,内容は知らせないようになってました。

ダウンタウンの松本人志初監督・主演映画。防衛庁に雇われ,怪獣が街に出現すると救出に現れる大佐藤大(だいさとうまさる)のお話。

とある記者が大佐藤を密着取材する形式で映画は進みます。ずっとインタビュー形式で進むのですが,この演出がよかったのかどうかは微妙なところです。最初は大佐藤が何者なのかも明かされず。徐々に,大佐藤が地球を守るために戦っていることがわかります。

ウルトラマンなどのヒーローもののブラックなパロディとでも言えばいいのでしょうか。変身した大佐藤が格好いいとはほど遠い。国民がしらけてて,あまり好かれていないのが今風でおもしろいです。

登場する怪獣もどれもユニーク。確かに今までの怪獣映画に出たことないようなオリジナルな造形になってますね。よい意味でくだらない怪獣ばかりで,CGシーンはヘタウマで味があるつくり。

大佐藤の哀愁漂う生活が見ていておかしいです。奥さんとも離婚状態で,地球救ってる場合じゃないのがいい。スパイダーマンなんかよりもよっぽど不幸を背負ってますね。

後半の「匂ウノ獣(松尾創路)」とのからみシーンは笑いのツボにはまり,涙が出るほど笑いました。あと,巨大化する前に予め,巨大パンツの中に入ってスタンバイするところもなるほどのおもしろさ。その他は,にやりと笑う程度のシーンがちらほらといったところでしょうか。

大日本人特に残念だったのはラスト。「ここから実写シーンになります」となったところから。急にチープな笑いになってしまいましたね。なんか深夜のお笑い番組のノリになってしまい笑えず。そのまま映画終了,となってしまったので,途中まで積み重ねてきた作品が崩れてしまった感じです。後味悪い思いで劇場を後にしたのでした。惜しい・・。

非常にシュールな怪獣映画。あまり期待しすぎないで見た方がよいでしょう。良くも悪くもオリジナルな実験的映画。松本監督の次回作を期待させてくれる第1回監督作品ではあります。

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