ブラックブック 

2007/04/07 (土)

4月7日(土)に鑑賞。MOVIX宇都宮では,今週で上映終了のようで,1日1回のみの上映回数でした。もっと,ずっと上映してもらいたい映画です。いちおう戦争映画なので,年配のお客さんが多めでしたね。

1944年,第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダ。自分の家族をナチスに殺されたユダヤ人女性がレジスタンスのスパイとなってドイツ諜報部に潜り込むというお話。『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』のポール・ヴァーホーヴェン監督の最新作。もともとはオランダ出身の監督が,アメリカから23年ぶりにオランダに戻って撮った作品。ちょっと,お子様には過激な場面もあるので,PG12指定(小学生以下の鑑賞には,成人保護者の同伴が適当)になってます。髪の毛だけでなく,アンダーヘアまでブロンドに染める場面もあるし・・・仕方ないか。

主演のカリス・ファン・ハウテン。オランダの女優さんなので,この映画ではじめて知りましたが,彼女なくしてはこの映画はなかったというぐらいにすばらしい演技。この人,最初から最後まで体を張ってます。ただ美しいだけではなく,どんな過酷な状況でも芯がぶれません。どんなひどい状況でも,表情ほとんど変わらず。

前半は,ユダヤ人ヒロインの家族が惨殺され,なんとか生きのびながらオランダ人のレジスタンスに加わるまでが描かれてます。とにかくテンポ良し。

後半,ユダヤ人のヒロイン,オランダ人のレジスタンス,優しいナチ将校などが絡んで,正義とか悪とか簡単には割り切れない,だましだまされの先の読めない話が展開。次はどうなるのかとスクリーンに釘付け状態。

ブラックブック日本にはなじみのない俳優さんばかりなのですが,切手収集が趣味というやさしいナチ将校役のセバスチャン・コッホ,抜群の射撃の腕をもつレジスタンス役のトム・ホフマンなど,印象に残る役者さんばかりです。

ラスト近くの水辺のシーン。とても静かな復讐シーンで,特に印象に残りました。

史実に着想を得たスリラー』。テーマは重いのですが,エンタテインメント作品として,観てる間中まったく飽きさせない作品になってます。上映時間144分。時間の長さは感じません。たっぷりとヴァーホーヴェンの世界にはまりました。ちょっと世間的には知名度の低い映画ですが,このまま上映打ち切りになってしまうのはもったいない作品です。
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コメント

突然のコメント失礼します。

予告を見た程度なんですが面白うそうなので
ブラックブック、観てみたいんですよねぇ~。

平々凡々さんへ

コメントありがとうございますe-68

もう、上映終了しちゃいそうなので残念です。おもしろいですよ~。
ラストの展開もびっくりですv-12

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