硫黄島からの手紙 

2006/12/17 (日)

12月16日(土)に観てきました。公開されて2週目に入ったところですが,お客さんは結構入ってました。特に,年配層のお客さんが多かったようです。

硫黄島の戦い』を,日本側の視点から描いた戦争映画。イーストウッドが日米双方の視点から『硫黄島の戦い』を描く第2弾的な作品。『父親たちの星条旗』も観ていたので,楽しみにしていた作品です。

アメリカ側から描いた『父親たちの星条旗』では,この戦争で英雄に祭り上げられた人たちの話でしたが,今作は,全編,硫黄島での戦いが正面から描かれています。

この戦争の結末を知っていることもあり,映画の冒頭,栗林忠道(渡辺謙)が島に到着し,早速,島を歩き回って戦略を立てるところで,すでに胸が締め付けられるような気持ちになりました。

この映画でかなりの存在感を示していたのが,西郷役の二宮和也。渡辺謙に負けず劣らずの演技でした。彼がこの映画の二人目の主役といってもいいと思います。また,バロン西役の伊原剛志,清水役の加瀬亮もとても印象に残る場面で好演してます。

栗林忠道の戦略に反対する将校がいたり,命令に背いて自決する者も多数でたりで,栗林忠道が英雄的な描かれ方をされていなかったのが印象的でした。

硫黄島からの手紙後半,突然,アメリカからの攻撃。とても勝ち目があるとは思えないアメリカの圧倒的な戦力を前に,抗戦する日本兵の姿には,胸が詰まる思いです。また,バロン西が,負傷したアメリカ兵が持っていた母親の手紙を読む場面も印象的でした。

クリント・イーストウッド監督の全編日本語のアメリカ映画。『父親たちの星条旗』を観ていない人が観ても,それぞれがひとつの独立した映画になっているので,大丈夫な作りになってます。とはいえ,やはり,ファンとしては,2作品セットで観るべき作品ですね。
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テーマ:硫黄島二部作 - ジャンル:映画

コメント

私も見に行ってきましたよ~

のぶひろさん、こんばんは!
硫黄島からの手紙。私も、今日観にいってきました!
この硫黄島って今は立ち入り禁止になってるんですよね。
硫黄島でおこった戦争は、正直今回映画を拝見して
初めて知ることができました。
後半は戦争のシーンや日本兵たちが自害するシーンなど、
目を伏せてしまう場面もありましたが、本来はもっともっと
ひどかったのでしょうね。
しかし、恥ずかしながら、私はこの作品が2部構成になっているのを
最近知りました。随分と前に1部が公開されていたのですね。
両方見て、ようやく一つになる・・といった感じでしょうか。
必見ですね(^^ゞ

tikoさんへ

tikoさん,ど~も・こんばんはe-489

硫黄島が立ち入り禁止なのは自分も知りませんでした。

第1部の「父親たちの星条旗」はもう公開は終わってしまったみたいですが,DVDがでたらみていただきたいですね~。こちらは,ヒーローにさせられた3人のそれぞれの人生が描かれていて,とても静かに語られていく映画でした。この映画の戦闘シーンも悲惨でしたが・・・。

同じ題材(戦争)を扱っていながら,まったく違う映画をみたような印象をうけましたよ。

これは良かった・・・

chuchu姫さんへ

さすが、イーストウッド監督。ひたすら、胸がつまる思いで見てました。日本の役者さんもあっぱれ。ハリウッド映画にありがちな、変な日本語を話すアジア系の俳優さんが出てこなかったのもよかった。

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