インベージョン
2007/10/25 (木)
仕事帰りに小山市のシネマロブレにて鑑賞。午後6時40分からの上映でしたが、お客さん誰もいませんでした。さびしいです…。SF映画観る環境としてはある意味ばっちりなんですが…。
ジャック・フィニィの古典SF『盗まれた街』を映画化したSFサスペンス。これで、4度目の映画化となるそうです。3度目に映画化された『ボディ・スナッテャーズ』(93年)はレンタルビデオで観た記憶がありますが、あまり印象に残ってません。その他にも、『遊星からの物体X』(←最高)とか『パラサイト』など、エイリアン乗り移り系作品は、SF映画の定番ですね。
主演のニコール・キッドマンがシングルマザーで精神科医という、いかにもなおいしい役どころで、かわいい息子を守る役をクールに演じていて、大変よいです。さすが、トム・クルーズの元奥さん(関係ないか…。)。007のダニエル・クレイグも恋人役で出てますが、あくまでも、ニコールさんの引き立て役的な存在。
スペースシャトルが墜落して、未知のウイルスが人から人へ感染していく冒頭から、テンポよく展開。展開が速い。ウイルスが、ものすごい速さで街全体に感染が広がっていく様は、ゾンビっぽくて緊張感あります。また、カーチェイスなどもあったりして、それなりに見せてくれます。
過去の作品と比べて違うところは、エイリアンの侵略的な要素は薄くなって、未知のウイルスという伝染病的な話になっているところ。寝ている間に発病し、無感情な人間になってしまうのであります。旧作は、たしか、自分のコピー人間が繭の中で作られて、それが自分と入れ替わってしまう…という内容だったと思います。ただただ、無感情な人間が倍々で増えていく様は、不気味です。自分が少数派になっていく怖さ。無表情な人たちが街に立っているだけで怖がらせるというお金かからなくて安上がりな恐怖演出です。なんとなく、ナチスドイツを連想させるところもちらほら見られました。
ラストがちょっと解決を急ぎすぎた感はあります。うまくいきすぎな終わり方なので、その辺はちょっと残念。一件落着的な終わり方は、SFサスペンスものとしてはあまり好きな終わり方ではないです。ええっ〜、みたいな終わり方が好きなので。
主演のニコール・キッドマンの美しい母親ぶりはやはりみどころの一つ。彼女目当てで観る人多いと思います(自分もそうですが)。どんなに逃げ回っても、美しさが乱れません。ニコールさんを撮り続ける彼女のための映画とも言えます。
何度も映画化されているだけあって、ストーリーは、観る前から予測できちゃいますが、観始まると、やはりおもしろい。わかりやすいし。こういうSFの古典的な映画は、5回,6回…と何10年かごとに時代に合わせて映画化されていくんだと思います。地味めですが、個人的には好きな作品です。そんなに期待しないでB級のSFサスペンスものとして観れば、結構いいんじゃないでしょうか。
ジャック・フィニィの古典SF『盗まれた街』を映画化したSFサスペンス。これで、4度目の映画化となるそうです。3度目に映画化された『ボディ・スナッテャーズ』(93年)はレンタルビデオで観た記憶がありますが、あまり印象に残ってません。その他にも、『遊星からの物体X』(←最高)とか『パラサイト』など、エイリアン乗り移り系作品は、SF映画の定番ですね。
主演のニコール・キッドマンがシングルマザーで精神科医という、いかにもなおいしい役どころで、かわいい息子を守る役をクールに演じていて、大変よいです。さすが、トム・クルーズの元奥さん(関係ないか…。)。007のダニエル・クレイグも恋人役で出てますが、あくまでも、ニコールさんの引き立て役的な存在。
スペースシャトルが墜落して、未知のウイルスが人から人へ感染していく冒頭から、テンポよく展開。展開が速い。ウイルスが、ものすごい速さで街全体に感染が広がっていく様は、ゾンビっぽくて緊張感あります。また、カーチェイスなどもあったりして、それなりに見せてくれます。
過去の作品と比べて違うところは、エイリアンの侵略的な要素は薄くなって、未知のウイルスという伝染病的な話になっているところ。寝ている間に発病し、無感情な人間になってしまうのであります。旧作は、たしか、自分のコピー人間が繭の中で作られて、それが自分と入れ替わってしまう…という内容だったと思います。ただただ、無感情な人間が倍々で増えていく様は、不気味です。自分が少数派になっていく怖さ。無表情な人たちが街に立っているだけで怖がらせるというお金かからなくて安上がりな恐怖演出です。なんとなく、ナチスドイツを連想させるところもちらほら見られました。
ラストがちょっと解決を急ぎすぎた感はあります。うまくいきすぎな終わり方なので、その辺はちょっと残念。一件落着的な終わり方は、SFサスペンスものとしてはあまり好きな終わり方ではないです。ええっ〜、みたいな終わり方が好きなので。主演のニコール・キッドマンの美しい母親ぶりはやはりみどころの一つ。彼女目当てで観る人多いと思います(自分もそうですが)。どんなに逃げ回っても、美しさが乱れません。ニコールさんを撮り続ける彼女のための映画とも言えます。
何度も映画化されているだけあって、ストーリーは、観る前から予測できちゃいますが、観始まると、やはりおもしろい。わかりやすいし。こういうSFの古典的な映画は、5回,6回…と何10年かごとに時代に合わせて映画化されていくんだと思います。地味めですが、個人的には好きな作品です。そんなに期待しないでB級のSFサスペンスものとして観れば、結構いいんじゃないでしょうか。
ヘアスプレー
2007/10/20 (土)
MOVIX宇都宮にて鑑賞。10周年記念らしく、1000円で見られちゃいました。お客さんは、意外と年齢層高かったです。みんなトラボルタファンかな。
1960年代のボルチモアが舞台。元々はジョン・ウォーターズ監督の同名のカルトな映画でしたが、それがブロードウェイでミュージカルになって、それをまた映画化したものです(ややこしい)。ジョン・ウォーターズ監督といえば、「ピンクフラミンゴ」(72年)とか超カルトな作品で有名なお方。それが、こんなメジャーなハリウッド作品に形を変えて戻ってくるとは不思議な感じであります。ちなみに、映画の冒頭で、露出狂のおじさん役でちらっと出演しているのがジョン・ウォーターズさん。露出狂で登場というのが彼らしい感じでよかったです。
主人公女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)がかなりなぽっちゃりさんなのにかわいいです。しかも愛嬌ある顔してますね。からだの動きがやたらよくて、いいですね。さすが、1000人のオーディションで選ばれただけあります。
大人の映画好きには、ジョン・トラヴォルタとミシェル・ファイファーの「グリース1,2」コンビが出てるのがうれしいのではないでしょうか。しかも、当時はバリバリのアイドルだった2人が、全然違う役で登場。ジョン・トラヴォルタのお母さん役はメイク完璧すぎ。ちょっと、気持ち悪いの一歩手前ぐらいのすごさ。ミシェル・ファイファーの悪女ぶりはちょっと、物足りなかったです。できれば、彼女の歌って踊るところをもっと観たかったですね。あと、トラボルタママとクリストファー・ウォーケンパパのミュージカル場面は、感慨深く見入ってしまいました。まさか、クリストファー・ウォーケンのダンスが見られるとは…。
人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」の司会の人って、どこかで観たことあるな〜と思ってずっと気になって観てたら、X-MENで、目からレーザー光線出す人だった…、などとやっと思い出して、静かに感動しておりました。
ラストの「コーニー・コリンズ・ショー」でみんなが歌って、踊る場面は迫力ありました。特にトラヴォルタママのはじけっぷりは最高です。
おDEBUはおDEBUなままでいいじゃないか、肌の色も関係ない、別にダンスがうまければ…、というアメリカンな映画ですね。日本だと、ダイエット映画になっちゃいそうだし…。個人的には、もうちょっと、毒があってもよかったかな…という不満は残りました。シンプルにきれいにまとめすぎた感じもちょっと自分的にはマイナスポイント。登場人物に感情移入できなかった点も残念なところかな。
とにかく、始まってから終わりまで、歌とダンス大盛りのわかりやすいミュージカル映画。最後まで、パワーで強引に引っ張って行きますね〜。当時の人種差別問題とかも扱ってますが、あくまでも深刻にならずに明るくテンポよく展開していきます。元気のない人は、自然と元気をもらえるような、パワーのある映画になってます。
1960年代のボルチモアが舞台。元々はジョン・ウォーターズ監督の同名のカルトな映画でしたが、それがブロードウェイでミュージカルになって、それをまた映画化したものです(ややこしい)。ジョン・ウォーターズ監督といえば、「ピンクフラミンゴ」(72年)とか超カルトな作品で有名なお方。それが、こんなメジャーなハリウッド作品に形を変えて戻ってくるとは不思議な感じであります。ちなみに、映画の冒頭で、露出狂のおじさん役でちらっと出演しているのがジョン・ウォーターズさん。露出狂で登場というのが彼らしい感じでよかったです。
主人公女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)がかなりなぽっちゃりさんなのにかわいいです。しかも愛嬌ある顔してますね。からだの動きがやたらよくて、いいですね。さすが、1000人のオーディションで選ばれただけあります。
大人の映画好きには、ジョン・トラヴォルタとミシェル・ファイファーの「グリース1,2」コンビが出てるのがうれしいのではないでしょうか。しかも、当時はバリバリのアイドルだった2人が、全然違う役で登場。ジョン・トラヴォルタのお母さん役はメイク完璧すぎ。ちょっと、気持ち悪いの一歩手前ぐらいのすごさ。ミシェル・ファイファーの悪女ぶりはちょっと、物足りなかったです。できれば、彼女の歌って踊るところをもっと観たかったですね。あと、トラボルタママとクリストファー・ウォーケンパパのミュージカル場面は、感慨深く見入ってしまいました。まさか、クリストファー・ウォーケンのダンスが見られるとは…。
人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」の司会の人って、どこかで観たことあるな〜と思ってずっと気になって観てたら、X-MENで、目からレーザー光線出す人だった…、などとやっと思い出して、静かに感動しておりました。
ラストの「コーニー・コリンズ・ショー」でみんなが歌って、踊る場面は迫力ありました。特にトラヴォルタママのはじけっぷりは最高です。おDEBUはおDEBUなままでいいじゃないか、肌の色も関係ない、別にダンスがうまければ…、というアメリカンな映画ですね。日本だと、ダイエット映画になっちゃいそうだし…。個人的には、もうちょっと、毒があってもよかったかな…という不満は残りました。シンプルにきれいにまとめすぎた感じもちょっと自分的にはマイナスポイント。登場人物に感情移入できなかった点も残念なところかな。
とにかく、始まってから終わりまで、歌とダンス大盛りのわかりやすいミュージカル映画。最後まで、パワーで強引に引っ張って行きますね〜。当時の人種差別問題とかも扱ってますが、あくまでも深刻にならずに明るくテンポよく展開していきます。元気のない人は、自然と元気をもらえるような、パワーのある映画になってます。
パンズ・ラビリンス
2007/10/13 (土)
宇都宮テアトルで公開初日に観てきました。お客さんのおじさん率高し(と言っても、お客さん10人くらいしかいなかったですが)。おじさまも現実逃避して、ファンタジーの世界に入り込みたいのでしょうか。
1944年のスペイン。内戦終結後も、ゲリラと政府軍が戦いをしている世の中。厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む女の子オフェリアのお話。『ヘルボーイ 』のギレルモ・デル・トロ監督作品。この名前覚えとかないと…。スペインの映画とは珍しいです。
お父さんを戦争で失い、お母さんの再婚相手がなんと冷酷なファシストの大尉。罪のない人たちを平気で殺しちゃいます。現実が厳しいだけに、主人公オフェリアが観る幻想の世界が引き立ちます。おとぎ話って、甘いだけじゃだめなんですね。アメとムチですね(意味違いますか)。
ファンタジーな場面は思ってたよりも意外と少なめ。愛する人が亡くなったり、ゲリラとの血なまぐさい戦いの場面が続きます。それだけに、合間に出てくる迷宮(ラビリンス)の個性的なキャラクターたちとのドラマが印象に残ります。迷宮(ラビリンス)の場面をもっと観たいと思いましたが、ちょっと少なめぐらいが効果的なんだと思います。最近見せすぎな、サービス過剰な映画が多すぎますので…。
パン(牧神)がオフェリアに与えた3つの試練。自分は本当は魔法の王国のプリンセスで、3つの試練を乗り越えれば王国に帰れるという、なんともおとぎ話的な設定。 ここに出てくる化け物の造形や世界観がいいです。目のないお化けとか、くせになる怖さ。あと、ナナフシ(木の枝みたいな昆虫)くんがシンプルで結構好きです。羊顔のパン(牧神)も愛嬌があってかわいい。もちろん、厳しい境遇の少女オフェリアを演じたイバナ・バケロも言うことなしです。宮崎駿作品のヒロインに通じるものがありますね。
テーマは深いファンタジーなのにPG12指定(小学生以下の鑑賞には、成人保護者の同伴が適当)になってます。お子様には過激すぎな残酷描写があるからでしょう。
現実世界では悲劇的なラスト。でもパンの迷宮(ラビリンス)では…、という二重構造なラストに感動。泣けますね〜。DVD出たらもう一度観ないと。
明るい系が多いアメリカ映画と違い、ヨーロッパらしいダークな大人のファンタジーになってます。この秋おすすめの暗〜いおとぎ話映画ですね。
1944年のスペイン。内戦終結後も、ゲリラと政府軍が戦いをしている世の中。厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む女の子オフェリアのお話。『ヘルボーイ 』のギレルモ・デル・トロ監督作品。この名前覚えとかないと…。スペインの映画とは珍しいです。
お父さんを戦争で失い、お母さんの再婚相手がなんと冷酷なファシストの大尉。罪のない人たちを平気で殺しちゃいます。現実が厳しいだけに、主人公オフェリアが観る幻想の世界が引き立ちます。おとぎ話って、甘いだけじゃだめなんですね。アメとムチですね(意味違いますか)。
ファンタジーな場面は思ってたよりも意外と少なめ。愛する人が亡くなったり、ゲリラとの血なまぐさい戦いの場面が続きます。それだけに、合間に出てくる迷宮(ラビリンス)の個性的なキャラクターたちとのドラマが印象に残ります。迷宮(ラビリンス)の場面をもっと観たいと思いましたが、ちょっと少なめぐらいが効果的なんだと思います。最近見せすぎな、サービス過剰な映画が多すぎますので…。
パン(牧神)がオフェリアに与えた3つの試練。自分は本当は魔法の王国のプリンセスで、3つの試練を乗り越えれば王国に帰れるという、なんともおとぎ話的な設定。 ここに出てくる化け物の造形や世界観がいいです。目のないお化けとか、くせになる怖さ。あと、ナナフシ(木の枝みたいな昆虫)くんがシンプルで結構好きです。羊顔のパン(牧神)も愛嬌があってかわいい。もちろん、厳しい境遇の少女オフェリアを演じたイバナ・バケロも言うことなしです。宮崎駿作品のヒロインに通じるものがありますね。テーマは深いファンタジーなのにPG12指定(小学生以下の鑑賞には、成人保護者の同伴が適当)になってます。お子様には過激すぎな残酷描写があるからでしょう。
現実世界では悲劇的なラスト。でもパンの迷宮(ラビリンス)では…、という二重構造なラストに感動。泣けますね〜。DVD出たらもう一度観ないと。
明るい系が多いアメリカ映画と違い、ヨーロッパらしいダークな大人のファンタジーになってます。この秋おすすめの暗〜いおとぎ話映画ですね。
めがね
2007/10/08 (月)
MOVIX宇都宮で鑑賞。三連休中ということで、女性客中心にけっこう席が埋まってました。
とある民宿に訪れた主人公タエコ(小林聡美)。民宿の主人やカキ氷売りのおばちゃんなど、そこに集まる人たちのと交流を描いた作品。『かもめ食堂』の荻上直子監督の新作。小林聡美ともたいまさこは『かもめ食堂』から引き続き出演。
映画が始まると、いきなりいい感じの音楽が流れていやしの世界へ。タエコをはじめ、出演者の人たちがあまりしゃべらないです。
『かもめ食堂』と同様、出てくる食事がおいしそうです。民宿の主人が手際よく調理する様子はなぜか心地よく観てしまいます。「梅はその日の難逃れ」と言って、梅干食べてましたが、すっぱそうだな。かき氷の料金は、物々交換。ここでは、お金は意味ないということですか。
「たそがれる」ことに最初は戸惑っていたタエコさん。民宿の人たちの生活にイラっとしていたタエコでしたが、途中からたそがれる才能を発揮し始めます。
毎年、かき氷の季節になるとやってくるおばちゃん(もたいまさこ)や休んでばかりの学校の先生(市川実日子)。もたいまさこは相変わらずあやしいおばちゃんです。市川実日子はなんとなくドライな性格がおかしかったです。タエコのことを「先生」と呼んでついてきた青年(加瀬亮)。この2人の関係について説明がないので、いろいろ想像膨らんじゃいました。
余白の多い映画なので、気持ちよくて寝ちゃいそうになります。寝不足の人とかは要注意であります。タイトルの「めがね」って、登場人物がみなめがねかけてたから、つけただけなのかな。
「なんとなく不安になって、そこから80メートルくらい走ったら、そこを右。」って、突っ込み入れたくなりますが、それで空港まで行けちゃうのがいいです。
荻上直子監督が提唱するたそがれ旅行。海辺でメルシー体操踊ったり、海を見ながらかき氷をもくもくと食べたり、これを観終わったら必ず旅行に行きたくなります。もちろん、どこへ観光することもなく、何もしないたそがれ旅行です。
とある民宿に訪れた主人公タエコ(小林聡美)。民宿の主人やカキ氷売りのおばちゃんなど、そこに集まる人たちのと交流を描いた作品。『かもめ食堂』の荻上直子監督の新作。小林聡美ともたいまさこは『かもめ食堂』から引き続き出演。
映画が始まると、いきなりいい感じの音楽が流れていやしの世界へ。タエコをはじめ、出演者の人たちがあまりしゃべらないです。
『かもめ食堂』と同様、出てくる食事がおいしそうです。民宿の主人が手際よく調理する様子はなぜか心地よく観てしまいます。「梅はその日の難逃れ」と言って、梅干食べてましたが、すっぱそうだな。かき氷の料金は、物々交換。ここでは、お金は意味ないということですか。
「たそがれる」ことに最初は戸惑っていたタエコさん。民宿の人たちの生活にイラっとしていたタエコでしたが、途中からたそがれる才能を発揮し始めます。
毎年、かき氷の季節になるとやってくるおばちゃん(もたいまさこ)や休んでばかりの学校の先生(市川実日子)。もたいまさこは相変わらずあやしいおばちゃんです。市川実日子はなんとなくドライな性格がおかしかったです。タエコのことを「先生」と呼んでついてきた青年(加瀬亮)。この2人の関係について説明がないので、いろいろ想像膨らんじゃいました。余白の多い映画なので、気持ちよくて寝ちゃいそうになります。寝不足の人とかは要注意であります。タイトルの「めがね」って、登場人物がみなめがねかけてたから、つけただけなのかな。
「なんとなく不安になって、そこから80メートルくらい走ったら、そこを右。」って、突っ込み入れたくなりますが、それで空港まで行けちゃうのがいいです。
荻上直子監督が提唱するたそがれ旅行。海辺でメルシー体操踊ったり、海を見ながらかき氷をもくもくと食べたり、これを観終わったら必ず旅行に行きたくなります。もちろん、どこへ観光することもなく、何もしないたそがれ旅行です。
プラネット・テラー in グラインドハウス
2007/10/06 (土)
『グラインドハウス』とは、60年から80年代まで、アメリカの都市部で主に男性客に人気を博した映画館のことだそうです。要するに、セックスとバイオレンスものなどのB級映画をまとめて2,3本同時上映していた場末の映画館のこと。今は、日本でも、シネコンばかりになってしまいましたが、一昔前の映画館って、2,3本の映画をまとめてリバイバル上映とか、新作でも2本同時公開とか当たり前でしたね。それと、もっと、今の映画館よりも、汚くていかがわしい感じだったし…。
そんな『グラインドハウス』好きのクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが監督した2本のうちの1本が今作。わざわざ、映像のブレや傷もつけていて、『グラインドハウス』映画の雰囲気を出そうとしてます。
アメリカ軍の細菌兵器がある町にもれてしまい、町の住民はゾンビ化してしまう…という単純な?お話。本日公開初日を迎えた109シネマズ佐野で観たのですが、お客さん10人程度でした。(自分も含め)かなりディープなお客さんですね〜。
細菌兵器に感染した人たちの特殊メイクが気持ち悪いです。焼きたてのピザみたいに顔が解け気味。指が噛みちぎられるのは序の口で、いろいろな残酷描写がてんこもり。こういうのが苦手な人は、近寄らない方が身のためですね(言われなくても観ないと思いますが)。
特殊メイクの気持ち悪さだけ印象に残って、映画としての緊張感はあまり感じられませんでした。ゾンビ(感染者)が全然怖くないのが致命的。あくまでも、くだらない明るさを持ったゾンビ映画とでも言えばいいのでしょうか。目指しているところが、 『グラインドハウス』映画なので、あまりストーリーに突っ込み入れる気にはなりませんが、自分としては、ジョージ・A・ロメロ版『ゾンビ』みたいにもっと怖い映画が観たかった…。
後半、片足を喰いちぎられたストリッパーのお姉さんが、義足の代わりにマシンガンを装着。少年ジャンプで連載してた『コブラ』のサイコガンみたい。どうやって、引き金を引くのかとか、絶対に言ってはいけません。
自分は、タランティーノが作った『デス・プルーフ』の方が好きですね。とはいえ、今作も、濃い目の味付けの残酷描写と「デスペラード」的など派手なアクションで、このジャンルが好きな人には、結構楽しませてくれる作品になってると思います。
そんな『グラインドハウス』好きのクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが監督した2本のうちの1本が今作。わざわざ、映像のブレや傷もつけていて、『グラインドハウス』映画の雰囲気を出そうとしてます。
アメリカ軍の細菌兵器がある町にもれてしまい、町の住民はゾンビ化してしまう…という単純な?お話。本日公開初日を迎えた109シネマズ佐野で観たのですが、お客さん10人程度でした。(自分も含め)かなりディープなお客さんですね〜。
細菌兵器に感染した人たちの特殊メイクが気持ち悪いです。焼きたてのピザみたいに顔が解け気味。指が噛みちぎられるのは序の口で、いろいろな残酷描写がてんこもり。こういうのが苦手な人は、近寄らない方が身のためですね(言われなくても観ないと思いますが)。
特殊メイクの気持ち悪さだけ印象に残って、映画としての緊張感はあまり感じられませんでした。ゾンビ(感染者)が全然怖くないのが致命的。あくまでも、くだらない明るさを持ったゾンビ映画とでも言えばいいのでしょうか。目指しているところが、 『グラインドハウス』映画なので、あまりストーリーに突っ込み入れる気にはなりませんが、自分としては、ジョージ・A・ロメロ版『ゾンビ』みたいにもっと怖い映画が観たかった…。後半、片足を喰いちぎられたストリッパーのお姉さんが、義足の代わりにマシンガンを装着。少年ジャンプで連載してた『コブラ』のサイコガンみたい。どうやって、引き金を引くのかとか、絶対に言ってはいけません。
自分は、タランティーノが作った『デス・プルーフ』の方が好きですね。とはいえ、今作も、濃い目の味付けの残酷描写と「デスペラード」的など派手なアクションで、このジャンルが好きな人には、結構楽しませてくれる作品になってると思います。
ラッシュアワー3
2007/10/02 (火)
シネマハーヴェストウォークにて鑑賞。平日夜に観たのでお客さん、自分を含め3人。貸切り状態です。
ジャッキー・チェン&クリス・タッカーの刑事コンビが、またまた復活。今回はパリで大暴れ。いつの間にか3作目であります。時間が経つの早いな〜。1作目なんか、ついこの間見た感覚です。
ジャッキー・チェン作品で育った世代なので、ジャッキー作品には結構うるさい方です。最近は、パッとしない作品が続いてるような…。
ストーリーはあってないような話。これだけ話がスカスカだと、さすがのジャッキー・チェンも生きてきません。クリス・タッカー演じる刑事は、大の女性好きという役。行く先々で女性をナンパしまくってます。今どきこんな役で笑えません。
パリが舞台なのに、なぜか真田広之と工藤夕貴が悪役で登場。真田広之はさすがJAC(ジャパンアクションクラブ)出身俳優だけあって、アクションの切れが違います。今作が初共演のジャッキーVS真田のアクション対決は、この映画の最大の見せ場といってもよいでしょう。工藤夕貴はなぞの殺し屋を演じてますが、こんな使われ方されちゃって、観てる方も表情固まってしまいます。たしか、パート2ではチャン・ツィイーが、やはり変な殺し屋役でもったいない使い方されちゃってましたね。
名優マックス・フォン・シドー、ロマン・ポランスキー監督などが脇をかためてますが、あくまでもお飾り的な役どころといった感じです。
最後に流れるお約束のNGシーンは相変わらずおもしろいです。このNGシーンだけはもっと観たかったです。
映画としては残念な結果でしたが、ジャッキー・チェン、まだまだいい身体の動きをしてます。これからもアクション映画に出続けてもらいたいです。
ジャッキー・チェン&クリス・タッカーの刑事コンビが、またまた復活。今回はパリで大暴れ。いつの間にか3作目であります。時間が経つの早いな〜。1作目なんか、ついこの間見た感覚です。
ジャッキー・チェン作品で育った世代なので、ジャッキー作品には結構うるさい方です。最近は、パッとしない作品が続いてるような…。
ストーリーはあってないような話。これだけ話がスカスカだと、さすがのジャッキー・チェンも生きてきません。クリス・タッカー演じる刑事は、大の女性好きという役。行く先々で女性をナンパしまくってます。今どきこんな役で笑えません。
パリが舞台なのに、なぜか真田広之と工藤夕貴が悪役で登場。真田広之はさすがJAC(ジャパンアクションクラブ)出身俳優だけあって、アクションの切れが違います。今作が初共演のジャッキーVS真田のアクション対決は、この映画の最大の見せ場といってもよいでしょう。工藤夕貴はなぞの殺し屋を演じてますが、こんな使われ方されちゃって、観てる方も表情固まってしまいます。たしか、パート2ではチャン・ツィイーが、やはり変な殺し屋役でもったいない使い方されちゃってましたね。
名優マックス・フォン・シドー、ロマン・ポランスキー監督などが脇をかためてますが、あくまでもお飾り的な役どころといった感じです。最後に流れるお約束のNGシーンは相変わらずおもしろいです。このNGシーンだけはもっと観たかったです。
映画としては残念な結果でしたが、ジャッキー・チェン、まだまだいい身体の動きをしてます。これからもアクション映画に出続けてもらいたいです。
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