ラブソングができるまで 

2007/04/28 (土)

4月27日(金)に鑑賞。GW直前に仕事を早めに片付けてから観てきました。金曜日ってMOVIX(宇都宮)ではカップルデイ(2人で2000円)なので,カップルばかりだったらどうしようかな・・・と思っていたら・・・それほどでもなくて一安心。

80年代に人気者だった元ポップスターとアルバイトのソフィーが,カリスマ歌姫から新曲を依頼されて,ラブソングを作ることになるというラブコメディ。

映画の冒頭,いきなり80年代全開のミュージックビデオで始まり,楽しくなります。『デュラン・デュラン』を思い出してしまい,なつかしくなってしまった。ヒュー・グラントもダサかっこいい感じで,かなりはまってました。

アメリカって,元人気歌手として営業にまわるところが遊園地だったりするんですね。日本だとデパートの屋上あたりですかね。

ヒュー・グラントドリュー・バリモアのコンビはかなりいいですね。ヒュー・グラントのダメ二枚男ぶりも見事ですが,ドリュー・バリモアのお茶目ぶりも見逃せません。ドリュー・バリモア演じるソフィーが芯がしっかりしていて,とてもすてきな女性として描かれております。ただ明るいだけじゃないところもいいですね。

カリスマ歌姫コーラ役のヘイリー・ベネットはめちゃキュート。脇役ながら,インパクトはかなり高めです。これから出演作も増えるんじゃないでしょうか。

もっと吉本新喜劇みたいなドタバタな感じかと勝手に予想してましたが,いい意味で,予想とは違ってました。結構細かいネタで,クスッと笑ってしまうような映画でした。

ラブソングができるまでヒュー・グラントの腰振りダンスが結構記憶に残ります。あと,人気バンド「POP!」が歌う『恋は突然』も忘れられない80年代サウンドとして,耳に残ります。

特別に感動するというわけでもないのですが,とても安心して観られるラブコメになってます。やはり,お約束のハッピーエンドも用意されてます。まさにGW中にふわふわした気分で観るにはちょうどよい映画といったところでしょうか。



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ハンニバル・ライジング 

2007/04/22 (日)

4月22日(日)に鑑賞。小山のシネマロブレにて鑑賞したのですが,日曜日とあって,お客さんそれなりに入っておりました。

ハンニバル・レクターの過去に迫るシリーズ最新作。監督は『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー。

羊たちの沈黙』,『ハンニバル』,『レッドドラゴン』ときて,本作であります。やはり『羊たちの沈黙』がダントツのデキであることはいうまでもないのですが,その他の2作品もなかなかよかったです。

ギャスパー・ウリエルというフランスの俳優さんが若き日のレクター博士を演じております。ちょっと,アンソニー・ホプキンスに似てないですね〜。面影もないし。オールバックの髪型だけ同じ。美少年すぎるんじゃないかな・・・。この人,やたら口のまわりに血をつけてる場面が多いな。ちゃんと食事したら口をふかないと,と言いたくなってしまいます。

謎の日本人役レディ・ムラサキを演じたコン・リー。この人,『マイアミ・バイス』でもそうでしたが,役に恵まれてない感じでかわいそうに思ってしまいました(余計なお世話ですが)。

レディ・ムラサキから剣道習ったり,日本のあやしげな精神を学んだり,とレクター博士のルーツは日本の文化にあったとは驚きです。日本刀とか鎧とか,ラストサムライ的な場面がやたら出てきます。

前半の戦争シーンとかが迫力があって,幼少時代の場面は結構引き込まれましたが,後半の復讐の展開になったあたりから,かなり眠くなってしまいました。

ハンニバル・ライジングいかにして,ハンニバル・レクターという人物が形成されていったのかという発想でつくられた本作ですが,必ずしもそれに成功しているとは思えませんでした。「ライジング」してない。

ハンニバル・レクターの復讐物語。復讐される人がみな悪い人ばかりなので,レクター博士が殺人を犯しても,罪悪感なく普通に見てしまいました。一応,思い出したように人食いはしてますけど・・・。この映画,若き日のレクター博士が主人公じゃなくても別によかったんじゃないでしょうか。


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ロッキー・ザ・ファイナル 

2007/04/21 (土)

4月21日(土)に鑑賞。『ロッキー』世代ど真ん中の自分としては,この『ロッキー』シリーズ最新作も速攻で鑑賞。映画館(MOVIX宇都宮)にも自分と同じ『ロッキー』世代が大集合してるかと思いきや,・・・映画館かなりガラガラでチョット残念。

シルヴェスター・スタローンといえば『ロッキー』というくらい有名なシリーズの第6弾。とは言っても,前作のパート5(1990年)からすでに17年も経ってます。この当時,自分はまだ学生さんでした。まさか,またこの映画の最新作を見られるとは思ってませんでした。生きててよかった・・・。

ロッキーの奥さんのエイドリアンがガンで亡くなっているという設定で物語スタート。エイドリアンのいないロッキーなんて大丈夫かなという心配も余計な心配に終わりました。けなげにレストランの経営者として1人でがんばっている姿にしみじみと感動。

前半は,息子とのすれ違いやレストラン仲間や地元の人たちとの交流などが丁寧に描かれてます。ロッキーがまたリングにあがりたいという気持ちになってくるあたりも自然と伝わってきました。

エイドリアンの兄ポーリーバート・ヤング)がシリーズ1作目から皆勤賞の出演。シリーズ中,いつもさえないおじさんぶりですが,とにかく元気そうでよかった,よかった,とすっかり親戚気分。この人,坂上次郎さんに似てますね。

相変わらずカメを飼ってたり,お肉屋さんでのお肉をなぐる特訓,生卵一気飲み・・・などなどファン泣かせな場面満載。

今回,ロッキーと対戦することになる現役世界王者アントニオ・ターヴァー。この映画の中では,強すぎて人気がないヒール的なチャンプという設定。人気者のロッキーと対戦して,大儲けさせようという周りの思惑に乗せられる展開も納得。

ロッキー・ザ・ファイナルラストの対戦は燃えまくりました。見てるだけで,カロリー消費したんじゃないかな・・・。この展開,わかっていても大興奮。過去のシリーズに負けないくらい手に汗にぎります。映画終わってからのエンドロールも必見。観ただけで,ドーピング検査にひっかかりそうな勢いです。観終わってからもなかなか興奮がさめません。『ロッキー』世代必見の作品。


余談ですが・・・,映画が終わって自分の近くに座っていた女性が『力石徹みたいに燃え尽きちゃうのかと思った・・』と言ってましたが,『ロッキーは死にませんから・・・。死なれても困るし。』とこの場をお借りして突っ込み入れさせていただきます。

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ブラックブック 

2007/04/07 (土)

4月7日(土)に鑑賞。MOVIX宇都宮では,今週で上映終了のようで,1日1回のみの上映回数でした。もっと,ずっと上映してもらいたい映画です。いちおう戦争映画なので,年配のお客さんが多めでしたね。

1944年,第二次世界大戦ナチス・ドイツ占領下のオランダ。自分の家族をナチスに殺されたユダヤ人女性がレジスタンスのスパイとなってドイツ諜報部に潜り込むというお話。『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』のポール・ヴァーホーヴェン監督の最新作。もともとはオランダ出身の監督が,アメリカから23年ぶりにオランダに戻って撮った作品。ちょっと,お子様には過激な場面もあるので,PG12指定(小学生以下の鑑賞には,成人保護者の同伴が適当)になってます。髪の毛だけでなく,アンダーヘアまでブロンドに染める場面もあるし・・・仕方ないか。

主演のカリス・ファン・ハウテン。オランダの女優さんなので,この映画ではじめて知りましたが,彼女なくしてはこの映画はなかったというぐらいにすばらしい演技。この人,最初から最後まで体を張ってます。ただ美しいだけではなく,どんな過酷な状況でも芯がぶれません。どんなひどい状況でも,表情ほとんど変わらず。

前半は,ユダヤ人ヒロインの家族が惨殺され,なんとか生きのびながらオランダ人のレジスタンスに加わるまでが描かれてます。とにかくテンポ良し。

後半,ユダヤ人のヒロイン,オランダ人のレジスタンス,優しいナチ将校などが絡んで,正義とか悪とか簡単には割り切れない,だましだまされの先の読めない話が展開。次はどうなるのかとスクリーンに釘付け状態。

ブラックブック日本にはなじみのない俳優さんばかりなのですが,切手収集が趣味というやさしいナチ将校役のセバスチャン・コッホ,抜群の射撃の腕をもつレジスタンス役のトム・ホフマンなど,印象に残る役者さんばかりです。

ラスト近くの水辺のシーン。とても静かな復讐シーンで,特に印象に残りました。

史実に着想を得たスリラー』。テーマは重いのですが,エンタテインメント作品として,観てる間中まったく飽きさせない作品になってます。上映時間144分。時間の長さは感じません。たっぷりとヴァーホーヴェンの世界にはまりました。ちょっと世間的には知名度の低い映画ですが,このまま上映打ち切りになってしまうのはもったいない作品です。

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