それでもボクはやってない
2007/01/27 (土)
1月27日(土)に鑑賞。先週公開されて1週間経ちましたが,座席はかなり埋まっていました。
『Shall WE ダンス?』の周防正行監督の11年ぶりの新作。満員電車で痴漢に間違われたフリーターの青年(加瀬亮)のお話。
『シコふんじゃった。』,『Shall WE ダンス?』を観ていたころから,まさか11年も待たされるとは思ってもいませんでした。いや〜,長かったです・・・。とりあえず,周防監督の新作が観られるだけでなぜかうれしいです。
前2作の娯楽作品とはがらりと変わって,今度はシリアスな『刑事裁判』を扱っています。とはいえ,周防監督作品なので,わかりやすく,見せてくれてます。派手な演出,場を盛り上げる音楽など一切ありません。なるべくリアルさを目指して撮っているようです。駅のホームで現行犯逮捕されてから,勾留されて,起訴されて,刑事裁判で争って,判決が宣告されるまで,ものすごくわかりやすく教えてくれるつくりとなってます。ハウ・ツー・刑事裁判もの。自分が逮捕された気分で観るとものすごく怖いです。国家に疑われるとひどい目に会うな〜。裁判官も国家側に立ちがちということか・・。
最初は,他人事のように傍観していた自分でしたが,次第に他人事とは思えなくなり,怖くなってしまいました。ラストは強い怒りを残して映画館を出たのであります。
平成21年には裁判員制度も始まるということで,今のうちに,刑事裁判を予習・復習しておくよい機会かも。映画としても面白いし,ためになるしで,一石二鳥な映画でもあるのです。
昨年,『ハチミツとクローバー』,『硫黄島からの手紙』などで,存在感を示していた加瀬亮が,初主演でごくごく普通なフリーターの青年を好演してます。あと,裁判官役の小日向文世はすごかったです。この裁判官が,被告人に一番意地悪なねちっこい質問して精神的に追い詰める場面が迫力ありました。弁護人の長い弁論のときに,なにげに居眠りしてるシーンは笑いました。
周防監督が実際に約30件の事件を傍聴したというだけあって,細部にいたるまで,やたらリアルに描いています。法廷内で裁判傍聴マニアがうろうろしていたり,裁判官が異動して,途中で交替したりと,細かいところまで映してます。異動前の裁判官と後の人とで,訴訟指揮の違いもリアル。
上映時間143分。時間を感じさせず,実際の裁判を傍聴してるような,社会派なのにわかりやすい刑事裁判入門映画でありました。
『Shall WE ダンス?』の周防正行監督の11年ぶりの新作。満員電車で痴漢に間違われたフリーターの青年(加瀬亮)のお話。
『シコふんじゃった。』,『Shall WE ダンス?』を観ていたころから,まさか11年も待たされるとは思ってもいませんでした。いや〜,長かったです・・・。とりあえず,周防監督の新作が観られるだけでなぜかうれしいです。
前2作の娯楽作品とはがらりと変わって,今度はシリアスな『刑事裁判』を扱っています。とはいえ,周防監督作品なので,わかりやすく,見せてくれてます。派手な演出,場を盛り上げる音楽など一切ありません。なるべくリアルさを目指して撮っているようです。駅のホームで現行犯逮捕されてから,勾留されて,起訴されて,刑事裁判で争って,判決が宣告されるまで,ものすごくわかりやすく教えてくれるつくりとなってます。ハウ・ツー・刑事裁判もの。自分が逮捕された気分で観るとものすごく怖いです。国家に疑われるとひどい目に会うな〜。裁判官も国家側に立ちがちということか・・。
最初は,他人事のように傍観していた自分でしたが,次第に他人事とは思えなくなり,怖くなってしまいました。ラストは強い怒りを残して映画館を出たのであります。
平成21年には裁判員制度も始まるということで,今のうちに,刑事裁判を予習・復習しておくよい機会かも。映画としても面白いし,ためになるしで,一石二鳥な映画でもあるのです。
昨年,『ハチミツとクローバー』,『硫黄島からの手紙』などで,存在感を示していた加瀬亮が,初主演でごくごく普通なフリーターの青年を好演してます。あと,裁判官役の小日向文世はすごかったです。この裁判官が,被告人に一番意地悪なねちっこい質問して精神的に追い詰める場面が迫力ありました。弁護人の長い弁論のときに,なにげに居眠りしてるシーンは笑いました。
周防監督が実際に約30件の事件を傍聴したというだけあって,細部にいたるまで,やたらリアルに描いています。法廷内で裁判傍聴マニアがうろうろしていたり,裁判官が異動して,途中で交替したりと,細かいところまで映してます。異動前の裁判官と後の人とで,訴訟指揮の違いもリアル。上映時間143分。時間を感じさせず,実際の裁判を傍聴してるような,社会派なのにわかりやすい刑事裁判入門映画でありました。
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リトル・ミス・サンシャイン
2007/01/26 (金)
1月25日(木),埼玉県内で研修の帰り,MOVIXさいたまにて鑑賞。午後7時代の時間帯なので,お客さんは少なめでした。1日1回の上映のみとなっていて,もうすぐ上映も打ち切りなんでしょうか。
美少女コンテスト『リトル・ミス・サンシャイン』のクィーンを夢見る女の子とその家族が,黄色いフォルクスワーゲンのミニバスに乗ってコンテスト会場を目指すロードムービー。上映時間1時間40分とコンパクトにまとまってます。
美少女コンテストに出られるような感じに見えないオリーブ・フーヴァーちゃん(アビゲイル・ブレスリン)。幼児体型でおなかもぽっこり出てて,めがねかけてるし。この子がよいです。アカデミー賞,助演女優賞候補も納得。ていうか,ぜひ受賞してもらいたいですね。
一緒にオリーブちゃんとバスで同行することになる負け組フーヴァー一家。よくもこんなにダメダメ家族が揃ったな〜という感じになってます。
本の出版の契約を結ぼうと必死なリチャード父さん(グレッグ・キニア)。夫の成功を信じて一家を支えるシェリルお母さん(トニ・コレット)。ゲイで彼氏にふられ,自殺未遂を犯したシェリルお母さんの弟フランク(スティーヴ・カレル)。ヘロイン常用者でちょっと下品なおじいちゃん(アラン・アーキン)。パイロットになるまで口をきかない多感なお兄ちゃん(ポール・ダノ)。この一家を演じた役者さんたちがみなすばらしい演技。特にトニ・コレットがいいです。こういう,サバサバした肝っ玉おかあさんの存在は大きいですね。
おじいちゃんが,ミスコンを前にして弱気になってしまったオリーブちゃんを励ます場面がよいです。でも,おじいちゃん,いいこと言うくせにヘロイン吸っちゃってますが・・・。
最初はバラバラでまとまらなかったオリーブ一家が,ポンコツなVWの黄色いミニバスに乗って旅していく過程で徐々にひとつにまとまっていくところをうまく描いてます。ミスコンを目指す途中でさまざまな困難に遭遇。気がつくと,オリーブ一家を応援しちゃってる自分がいます。
ミスコンのために,おじいちゃんとダンスの特訓。しかし,ミスコン本番まで,どんなダンスを披露するのか一切わからないつくりになってます。ラストのオリーブちゃんのダンスまでは観てる方もドキドキしてしまいました。勝ち組のお上品なお母様たちの前で,オリーブちゃんがダンスするラストは,最初固まってしまいましたが,やはり声援を送らずにはいられないのでありました。
冒頭から,この家族,大丈夫かな・・とか思いつつ映画に引き込まれました。ブラックな笑いあり,ちょっとウルウルな場面ありで,ラストは,胸が熱くなってしまい,思わず負け組家族を応援しています。とても元気をもらえる映画になってます。おススメですね。
美少女コンテスト『リトル・ミス・サンシャイン』のクィーンを夢見る女の子とその家族が,黄色いフォルクスワーゲンのミニバスに乗ってコンテスト会場を目指すロードムービー。上映時間1時間40分とコンパクトにまとまってます。
美少女コンテストに出られるような感じに見えないオリーブ・フーヴァーちゃん(アビゲイル・ブレスリン)。幼児体型でおなかもぽっこり出てて,めがねかけてるし。この子がよいです。アカデミー賞,助演女優賞候補も納得。ていうか,ぜひ受賞してもらいたいですね。
一緒にオリーブちゃんとバスで同行することになる負け組フーヴァー一家。よくもこんなにダメダメ家族が揃ったな〜という感じになってます。
本の出版の契約を結ぼうと必死なリチャード父さん(グレッグ・キニア)。夫の成功を信じて一家を支えるシェリルお母さん(トニ・コレット)。ゲイで彼氏にふられ,自殺未遂を犯したシェリルお母さんの弟フランク(スティーヴ・カレル)。ヘロイン常用者でちょっと下品なおじいちゃん(アラン・アーキン)。パイロットになるまで口をきかない多感なお兄ちゃん(ポール・ダノ)。この一家を演じた役者さんたちがみなすばらしい演技。特にトニ・コレットがいいです。こういう,サバサバした肝っ玉おかあさんの存在は大きいですね。
おじいちゃんが,ミスコンを前にして弱気になってしまったオリーブちゃんを励ます場面がよいです。でも,おじいちゃん,いいこと言うくせにヘロイン吸っちゃってますが・・・。
最初はバラバラでまとまらなかったオリーブ一家が,ポンコツなVWの黄色いミニバスに乗って旅していく過程で徐々にひとつにまとまっていくところをうまく描いてます。ミスコンを目指す途中でさまざまな困難に遭遇。気がつくと,オリーブ一家を応援しちゃってる自分がいます。
ミスコンのために,おじいちゃんとダンスの特訓。しかし,ミスコン本番まで,どんなダンスを披露するのか一切わからないつくりになってます。ラストのオリーブちゃんのダンスまでは観てる方もドキドキしてしまいました。勝ち組のお上品なお母様たちの前で,オリーブちゃんがダンスするラストは,最初固まってしまいましたが,やはり声援を送らずにはいられないのでありました。冒頭から,この家族,大丈夫かな・・とか思いつつ映画に引き込まれました。ブラックな笑いあり,ちょっとウルウルな場面ありで,ラストは,胸が熱くなってしまい,思わず負け組家族を応援しています。とても元気をもらえる映画になってます。おススメですね。
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マリー・アントワネット
2007/01/21 (日)
1月21日(日)に鑑賞。ソフィア・コッポラ監督の前作『ロスト・イン・トランスレーション』がかなりよかったので今回も期待していた作品です。お客さんは,やはり女性の割合が高めな感じ。
究極のセレブ,王妃マリー・アントワネットの物語を,ソフィア・コッポラ風に一人の女性の成長物語としてとらえた作品となってます。歴史大作といった感じではなく,軽い青春映画として観た方がよいと思います。
なんか,作品全体的に甘いお菓子みたいな映画でした。まさしくソフィア・コッポラ印のガーリッシュなファンタジー映画。
本物のヴェルサイユ宮殿で撮影されただけあって,豪華な調度品や衣装には文句のつけようがないです。そういえば,衣装の色も,スイーツっぽく統一されてましたね。
ひたすら,無邪気に贅沢な生活を送るマリー。王妃とはいえ18歳。ポップな音楽にのって,テンポよく贅沢三昧が描かれます。スウェーデンのハンサムな軍人さんと,さわやかに浮気しちゃうし・・・。やさしいだけの夫じゃ物足りないということか・・・。やはり,どこの国の女性も白馬に乗った王子様(軍人様)に弱いのでしょうか。
主演のキルステン・ダンストは,妻,母,少女のそれぞれの面を持ち合わせた役を無難に好演。ルイ16世役のジェイソン・シュワルツマンは,シャイで不器用なフランス国王を絶妙に演じてます。この人,前半はバカ殿っぽいけど,後半はなかなかよい夫になってます。
ただ,ビジュアル面ばかり凝っていて,盛り上がることなく,終わってしまいました。とにかく可愛く,美しく撮ることに専念してるみたい。マリーの内面を深く掘り下げることはしてないと思います。何か足りないです,この映画。
心に響くものがなかった感じがします。サラッと,あまーい成長物語。ほんのりとした甘い余韻を残して映画館を出て行きました。『ロスト・イン・トランスレーション』のときの感情はここにはありませんでしたね。ん〜残念。
究極のセレブ,王妃マリー・アントワネットの物語を,ソフィア・コッポラ風に一人の女性の成長物語としてとらえた作品となってます。歴史大作といった感じではなく,軽い青春映画として観た方がよいと思います。
なんか,作品全体的に甘いお菓子みたいな映画でした。まさしくソフィア・コッポラ印のガーリッシュなファンタジー映画。
本物のヴェルサイユ宮殿で撮影されただけあって,豪華な調度品や衣装には文句のつけようがないです。そういえば,衣装の色も,スイーツっぽく統一されてましたね。
ひたすら,無邪気に贅沢な生活を送るマリー。王妃とはいえ18歳。ポップな音楽にのって,テンポよく贅沢三昧が描かれます。スウェーデンのハンサムな軍人さんと,さわやかに浮気しちゃうし・・・。やさしいだけの夫じゃ物足りないということか・・・。やはり,どこの国の女性も白馬に乗った王子様(軍人様)に弱いのでしょうか。
主演のキルステン・ダンストは,妻,母,少女のそれぞれの面を持ち合わせた役を無難に好演。ルイ16世役のジェイソン・シュワルツマンは,シャイで不器用なフランス国王を絶妙に演じてます。この人,前半はバカ殿っぽいけど,後半はなかなかよい夫になってます。
ただ,ビジュアル面ばかり凝っていて,盛り上がることなく,終わってしまいました。とにかく可愛く,美しく撮ることに専念してるみたい。マリーの内面を深く掘り下げることはしてないと思います。何か足りないです,この映画。心に響くものがなかった感じがします。サラッと,あまーい成長物語。ほんのりとした甘い余韻を残して映画館を出て行きました。『ロスト・イン・トランスレーション』のときの感情はここにはありませんでしたね。ん〜残念。
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ディパーテッド
2007/01/20 (土)
1月20日(土)に観てきました。今日あたりから正月映画第2弾として,多くの映画が公開され始めましたね。どれも観たい映画ばかりでしたが,まずはこの映画をチェック。公開初日なのにお客さん,少なかったです。マフィアものなので,なんとなくおじさん客の割合が多い気がしました。
マーティン・スコセッシ監督が,香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクしたアクションサスペンス。何気に,ブラッド・ピットが制作に名を連ねています。マフィアに潜入した警察官(レオナルド・ディカプリオ)と警察に潜入したマフィア(マット・デイモン)の騙し合いが描かれます。過激な暴力描写のためか,R15指定(15歳未満(中学生以下)の入場は禁止)となってます。
上映時間152分でしたが,あっという間に終わってしまうほどの緊張感でした。リメイクとはいえ,香港版とは別物という感じでした。オリジナルを知らない人の方がより楽しめるんじゃないでしょうか。
スコセッシ監督らしい,不意打ち的な暴力が随所に見られました。殺るか殺られるかの裏の社会を描かせたらさすがですね。殺ったら,必ず殺り返されるのがこの世界のルールなのでありますね・・・。
とにかく,役者たちが豪華。しかも,それぞれの場面で見せ場を作ってくれてます。この演技を見るだけでも十分価値ありです。アレック・ボールドウィンやマーチン・シーンは,脇役なのに加齢臭出しまくりのいい演技。アレック・ボールドウィン,ちょっとおなか出てるけどかっこいいです。ジャック・ニコルソンは,余裕の怪演ぶりで存在感というか口臭までにおってきそうなワルぶりでした。この人がやたら印象に残ります。マーク・ウォールバーグも登場シーン少ないのに口の悪い巡査部長ぶりがはまってました。
レオナルド・ディカプリオは,ばれたら殺されてしまうという極限状態の中で,精神的に追い詰められていく感じがよく出てました。ディカプリオは,追い詰められたときの顔がうまい。マット・デイモンは,ディカプリオとは対照的に,映画の前半,エリートコースを突き進んでいく様子がおもしろかったです。
精神科医の女性が主人公の2人と関係を持ってしまうところがいまひとつ納得いかなかったな〜。特に(ディカプリオが演じる)ビリーとああいう肉体関係になり得るんでしょうか。ちょっと気になりました。
オリジナルと同様,後半は,どちらが先にスパイを見つけ出すか,緊迫感が増して,スクリーンから目が離せないです。ストーリーは,やはりオリジナルと似てる部分が多いのですが,ラストは,スコセッシ監督らしい決着のつけ方でした。オリジナルとは違った終わり方になってます。この終わり方も,はっきりしていていいんじゃないかと思います。観終わった後,十分な満腹感を味わえる過激でおもしろい映画になってます。
マーティン・スコセッシ監督が,香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクしたアクションサスペンス。何気に,ブラッド・ピットが制作に名を連ねています。マフィアに潜入した警察官(レオナルド・ディカプリオ)と警察に潜入したマフィア(マット・デイモン)の騙し合いが描かれます。過激な暴力描写のためか,R15指定(15歳未満(中学生以下)の入場は禁止)となってます。
上映時間152分でしたが,あっという間に終わってしまうほどの緊張感でした。リメイクとはいえ,香港版とは別物という感じでした。オリジナルを知らない人の方がより楽しめるんじゃないでしょうか。
スコセッシ監督らしい,不意打ち的な暴力が随所に見られました。殺るか殺られるかの裏の社会を描かせたらさすがですね。殺ったら,必ず殺り返されるのがこの世界のルールなのでありますね・・・。
とにかく,役者たちが豪華。しかも,それぞれの場面で見せ場を作ってくれてます。この演技を見るだけでも十分価値ありです。アレック・ボールドウィンやマーチン・シーンは,脇役なのに加齢臭出しまくりのいい演技。アレック・ボールドウィン,ちょっとおなか出てるけどかっこいいです。ジャック・ニコルソンは,余裕の怪演ぶりで存在感というか口臭までにおってきそうなワルぶりでした。この人がやたら印象に残ります。マーク・ウォールバーグも登場シーン少ないのに口の悪い巡査部長ぶりがはまってました。
レオナルド・ディカプリオは,ばれたら殺されてしまうという極限状態の中で,精神的に追い詰められていく感じがよく出てました。ディカプリオは,追い詰められたときの顔がうまい。マット・デイモンは,ディカプリオとは対照的に,映画の前半,エリートコースを突き進んでいく様子がおもしろかったです。
精神科医の女性が主人公の2人と関係を持ってしまうところがいまひとつ納得いかなかったな〜。特に(ディカプリオが演じる)ビリーとああいう肉体関係になり得るんでしょうか。ちょっと気になりました。オリジナルと同様,後半は,どちらが先にスパイを見つけ出すか,緊迫感が増して,スクリーンから目が離せないです。ストーリーは,やはりオリジナルと似てる部分が多いのですが,ラストは,スコセッシ監督らしい決着のつけ方でした。オリジナルとは違った終わり方になってます。この終わり方も,はっきりしていていいんじゃないかと思います。観終わった後,十分な満腹感を味わえる過激でおもしろい映画になってます。
エラゴン 遺志を継ぐ者
2007/01/07 (日)
1月7日(日)に観てきました。この時期は,お正月気分もまだ抜けきっていない状態だし,小難しい映画よりも,こういうファンタジーな映画の方が,体調的にはいいかも・・・とか思いながらの鑑賞となりました。やはり,お客さんの年齢層は低かったです。
ベストセラー作家クリストファー・パオリーニの冒険ファンタジー小説の映画化。邪悪な王の圧政の下,国を守るドラゴンライダーに選ばれた少年エラゴンのお話。
主人公のエラゴン役のエド・スペリーアスは,全くの新人さんです。とはいえ,なかなかさわやかな好青年といった感じでよかったです。この青年とドラゴンが徐々に強い絆で結ばれていく過程がこの映画の見所の一つです。ドラゴンが雌というのもミソですね。ドラゴンライダーが死んでしまうとドラゴンも死んでしまうという設定がまたよいです。このドラゴンが気品があって,女性らしいやさしい表情などが魅力的でよくできてますね。
ジェレミー・アイアンズやジョン・マルコヴィッチなど,アカデミー賞クラスの俳優さんで脇を固めていますが,全体的に役者陣が地味だなと思ってしまうのはなぜでしょうか・・・。
上映時間104分と,この手のファンタジー映画の最近の傾向(ちなみに『ロード・オブ・ザ・リング』は178分,『ナルニア国物語』は140分)からすると,短いですね。映画自体は,無駄なく編集されているという印象でした。とてもテンポよく,展開も速かった(早すぎ)ように思います。
エラゴンが,最初はただの農家の少年だったのに,あっという間にドラゴンライダーに成長していくあたりは,展開が早すぎかな・・・。あと,魔法を急に使えるようになったりするあたりも,特訓シーンとか入れてもいいような気がしましたね。
とはいえ,最後まで,なかなか楽しんで観ることはできました。ただ,なんとなく全体的にこじんまりとした感じの映画になってしまっているな〜という印象を受けました。あと,新しい驚きや発見のある映画ではなかったです。雌ドラゴン『サフィラ』以外に魅力的なキャラクターが見当たらないのもちょっと厳しい気がしますね。
ベストセラー作家クリストファー・パオリーニの冒険ファンタジー小説の映画化。邪悪な王の圧政の下,国を守るドラゴンライダーに選ばれた少年エラゴンのお話。
主人公のエラゴン役のエド・スペリーアスは,全くの新人さんです。とはいえ,なかなかさわやかな好青年といった感じでよかったです。この青年とドラゴンが徐々に強い絆で結ばれていく過程がこの映画の見所の一つです。ドラゴンが雌というのもミソですね。ドラゴンライダーが死んでしまうとドラゴンも死んでしまうという設定がまたよいです。このドラゴンが気品があって,女性らしいやさしい表情などが魅力的でよくできてますね。
ジェレミー・アイアンズやジョン・マルコヴィッチなど,アカデミー賞クラスの俳優さんで脇を固めていますが,全体的に役者陣が地味だなと思ってしまうのはなぜでしょうか・・・。
上映時間104分と,この手のファンタジー映画の最近の傾向(ちなみに『ロード・オブ・ザ・リング』は178分,『ナルニア国物語』は140分)からすると,短いですね。映画自体は,無駄なく編集されているという印象でした。とてもテンポよく,展開も速かった(早すぎ)ように思います。
エラゴンが,最初はただの農家の少年だったのに,あっという間にドラゴンライダーに成長していくあたりは,展開が早すぎかな・・・。あと,魔法を急に使えるようになったりするあたりも,特訓シーンとか入れてもいいような気がしましたね。とはいえ,最後まで,なかなか楽しんで観ることはできました。ただ,なんとなく全体的にこじんまりとした感じの映画になってしまっているな〜という印象を受けました。あと,新しい驚きや発見のある映画ではなかったです。雌ドラゴン『サフィラ』以外に魅力的なキャラクターが見当たらないのもちょっと厳しい気がしますね。
2006年公開作品
2007/01/01 (月)
あけましておめでとうございます。今年も1本でも多くの映画を見ていきたいと思っております。今後とも,どうぞ,よろしくお願いいたします。
今回は,2006年に見ることのできた作品のうち(残念ながら,見逃してしまった作品も多かったですが),特にお気に入りの映画などを簡単ではございますが,振り返ってみたいと思います。
《お気に入りの外国映画》
第1位 『マッチポイント』
人生って,努力・・・だけじゃないよ〜運もないとね的なさめた感じのウディ・アレン作品。職人技の不倫映画。
第2位 『グエムル -漢江の怪物-』
今までに見たことのないテイストの韓国的怪獣映画を作ってくれたことに感謝です。
第3位 『プロデューサーズ』
ここまで突き抜けてもらえると笑うしかないブラックなミュージカル映画。とにかく笑えて楽しくなりたい人にお勧め。
《お気に入りの日本映画》
第1位 『フラガール』
泣くつもりがなくても勝手に泣けてくる映画でありました。
第2位 『嫌われ松子の一生』
こちらの期待を裏切らない面白さ。しかも『下妻物語』のころよりもパワーアップしてます。この監督の次回作が逆に怖いです。
第3位 『虹の女神』
岩井俊二作品好きにはたまらない映画でした。何年かに一度は見返したい作品です。
《ぐっすりな映画》
第1位 『日本沈没』
草なぎくんが日本を救う・・・。柴咲コウがレスキュー隊員に見えませんでしたね。この映画,ほんとにぐっすりといかせていただきました。
第2位 『ダ・ヴィンチ・コード』
ダメだ・・。話がよくわかりませんでした。ゆえにぐっすり。あと,トム・ハンクスの髪型が何か変だ・・。
第3位 『マイアミ・バイス』
昔のテレビシリーズのテイストを期待した自分が間違いでした。ラストのころの銃撃戦の音で目が覚めました。銃音がやたらリアルでした。
今回は,2006年に見ることのできた作品のうち(残念ながら,見逃してしまった作品も多かったですが),特にお気に入りの映画などを簡単ではございますが,振り返ってみたいと思います。
《お気に入りの外国映画》
第1位 『マッチポイント』
人生って,努力・・・だけじゃないよ〜運もないとね的なさめた感じのウディ・アレン作品。職人技の不倫映画。
第2位 『グエムル -漢江の怪物-』
今までに見たことのないテイストの韓国的怪獣映画を作ってくれたことに感謝です。
第3位 『プロデューサーズ』
ここまで突き抜けてもらえると笑うしかないブラックなミュージカル映画。とにかく笑えて楽しくなりたい人にお勧め。
《お気に入りの日本映画》
第1位 『フラガール』
泣くつもりがなくても勝手に泣けてくる映画でありました。
第2位 『嫌われ松子の一生』
こちらの期待を裏切らない面白さ。しかも『下妻物語』のころよりもパワーアップしてます。この監督の次回作が逆に怖いです。
第3位 『虹の女神』
岩井俊二作品好きにはたまらない映画でした。何年かに一度は見返したい作品です。
《ぐっすりな映画》
第1位 『日本沈没』
草なぎくんが日本を救う・・・。柴咲コウがレスキュー隊員に見えませんでしたね。この映画,ほんとにぐっすりといかせていただきました。
第2位 『ダ・ヴィンチ・コード』
ダメだ・・。話がよくわかりませんでした。ゆえにぐっすり。あと,トム・ハンクスの髪型が何か変だ・・。
第3位 『マイアミ・バイス』
昔のテレビシリーズのテイストを期待した自分が間違いでした。ラストのころの銃撃戦の音で目が覚めました。銃音がやたらリアルでした。
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