沈黙 -サイレンス- 

2017/01/28 (土)

ハーヴェストシネマにて鑑賞。

同名の遠藤周作の小説をマーティン・スコセッシ監督(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など)が映画化。

「井上様」を演じたイッセー尾形の演技がハリウッド俳優たちを上回っているな〜。残念ながらアカデミー賞のノミネートは外しましたが、ノミネートされてもおかしくない…。浅野忠信の通訳の侍もいいっすね…。

最終的に踏み絵を踏むのか、踏まないのか……ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)。棄教した師匠フェレイラ(リーアム・ニーソン)に説得されたら落ちない方が難しいですよね…。

キチジロー(窪塚洋介)、踏み絵を簡単に踏むな…。ホントに隠れキリシタンか!でも、最後までロドリゴに付き合い、意外と重要な役柄。

日本の村の奥地のあんなじいさんがキリシタンにどうやったらなれるんだ?というそもそもな疑問はのこりましたが…。

100点満点中、85点。上映時間2時間55分。見終わった後味は良くないですが、信仰についていろいろとじっくりと考えてしまいました。

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この世界の片隅に 

2016/12/04 (日)

MOVIX宇都宮にて鑑賞。

片渕須直(「マイマイ新子と千年の魔法」など)作品。

昭和8年から同21年ころまでの広島でのすずさん(のん)の日常を描いたお話し。

のほほんと暮らす、すずさん。のん(能年玲奈)の声がぴったりはまってます。絵がとても温かみがありますな〜。映画が始まって、すぐにいい映画とわかります。 原爆が落ちる前の広島の町並み…。

戦前、戦時中の人々の暮らしが丁寧に描かれております。食べるものも無くなって、雑草?をとって料理を工夫したり、お米を増やす?ための調理法とか…。

会ったこともない人とお見合いして結婚…。気になる幼なじみとの再会…。戦争に突入してからの激しい爆撃…。

絵を描くことが大好きなすずさん。アメリカの攻撃を見ながら、空想してしまうとは…。

のほほんとしたすずさんが、変わらざるを得ない状況に…。

100点満点中、ほぼ満点の出来で文句のつけようがない作品であります。『君の名は』の大ヒットに隠れてしまわないことを願うのみであります…。感動。とか泣ける。とか簡単に一言では言えない作品であります。最後、出資してれば…名前が載ったのか…と残念な気持ちに…。

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サウルの息子 

2016/06/26 (日)

宇都宮ヒカリ座にて鑑賞。ヒカリ座で映画を観るのは久しぶり…。

アウシュビッツ=ビルケナウ収容所にて特殊部隊『ゾンダーコマンド』として死体処理の仕事をしているユダヤ人のサウルさんのお話し…。

ガス室での雑巾がけとか絶対やりたくない仕事を無表情でこなすな〜。感情殺さないとやれないんでしょうね…。

冒頭のガス室に送り込むまでの仕事を淡々とこなすサウルさん。すべて主人公サウルの視野で描かれているので、何が起きているのかが、画面の脇でチラチラ見えるのが逆に恐ろしいです…。

サウルさんが息子と思われる少年の弔いのために奔走するところはあまり感情移入出来ませんでした…。大切な火薬を落としちゃうし〜!

100点満点中、70点。ラストで少年を見るサウルのまなざしが温かい…。

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 

2015/03/29 (日)

MOVIXさいたまにて鑑賞。中央付近の座席はほぼ埋まってました。

第2次世界大戦時、ドイツの暗号機エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の人生を描いた伝記ドラマ。モルテン・ティルドゥム監督作品。

事実に基づいたお話、とのことですが、全く知りませんでした。イギリス政府によって50年間隠ぺいされていたそうです。

しょーじき、エニグマの暗号の仕組みがわからん…。数字とかアルファベットの組み合わせで出来ているんでしょうかね…。暗号が解読されたきっかけって、意外とバーでのちょっとした出来事なんすね…。

MI6のクロスワードパズルの試験に超優秀な成績で合格したのに、女性というだけで不合格となったジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)。当時の英国には女性差別があったんですね…。アラン・チューリングの説得でチームに合流。

暗号を解読した後も、解読の事実を隠していたというのが、戦争に勝つためとはいえ、非情ですな〜。

100点満点中、80点。戦争を勝利に導いた英雄のはずのアラン・チューリングさんの悲しい末路にはやはり複雑な気持ちになります…。ベネディクト・カンバーバッチの演技がやはり最大の見どころです。

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終戦のエンペラー 

2013/07/28 (日)

ハーヴェストウォークにて鑑賞。お客さんは年配の方多し。

「陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ」(岡本嗣郎著)が原作。

終戦直後の日本に降り立ったマッカーサー元帥から、太平洋戦争の責任者追究を命じられた男のお話。ピーター・ウェーバー監督作品。

さすがハリウッド。当時の日本がお金をかけてしっかりと再現されてるな~という印象(実際はどうかわかりませんが…)。

西田敏行、中村雅俊らの日本人俳優さんの英語が堪能で違和感ゼロ。アメリカ映画に出てくる日本人って、日系の俳優さんとか使って違和感アリアリなんですが、この作品は日本人が見ても問題なし。

フェラーズ准将(マシュー・フォックス)が親日家だったおかげで日本は助かった…ということなのか。天皇に戦争責任はあるのか?という真相は結局、はっきりしないまま終了。とんでもない真相が隠されてると思ったら、肩透かしにあいました。

100点満点中65点。丁寧に作られてて歴史の勉強になります。そんなにドラマチックな展開はないのですが、良心的な作品だと思います。でも、地味なのでアメリカではヒットしなさそう…。

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