クライマーズ・ハイ
2008/07/13 (日)
シネマハーベストウォーク(小山)にて鑑賞。夜の回に観たのですが、結構な混み具合で、4割ぐらい座席が埋まってました。
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。原田眞人監督作品(「突入せよ!『あさま山荘』事件」)。
「北関東新聞社」に事故の第一報が入ってから、いきなり活気づく職場。本当の現場のような迫力であります。休暇取得して帰ろうとしていた悠木和雅(堤真一)。休暇どころではなくなり、仕事に戻らざるを得なくなったどころか、社長にこの事件の全権デスクを任されてしまいます。
新聞社内の人間関係・力関係が見ていておもしろい。全権デスクとはいえ、上司の局長・次長と衝突したり、嫉妬深い同期の部長から足を引っ張られたり、部下からは不満を漏らされたりと、これは中間管理職の話でもあるのです。局長・次長は涼しいところにいて、全然仕事してなてなさそう…。主人公悠木に嫉妬するカマキリ顔の社会部部長、全権に情報流さないし…。
悠木和雅役の堤真一。文句なくかっこよいです。正義感むき出しで上司でも平気でたてつく姿はスカッとしますね〜。いきなり、全権デスクになってもたじろがず、ガンガン指示を出して取材合戦に入っていきます。
「北関東新聞社」の社員の皆さん、それぞれいい味出しててますね〜。整理部長役のでんでん。この人、常に堤真一の味方をしてくれて、いいおじさんだ。「全権、どんどん怒鳴ってくれよ〜」とか言って、仕事人ぶりを見せてくれます。その他、マギー、田口トモロヲ、堀部圭亮などなど、みなさん印象的な演技を見せてくれます。
特ダネを取りに現場に直行した佐山(堺雅人)。堺雅人、最近あちこちで大活躍されてますが、ここでも主役を喰う演技。泥だらけになった背広姿がこれまたサマになってます。あの抑制の効いたしゃべり方、渋いっす。事故原因を突き止める女性記者役の尾野真千子。男性記者顔負けの活躍でかっこよいです。
販売局と編集局との衝突も迫力あります。同じ会社内でも敵がいっぱいおりますな〜。販売局長のオールバックのおじさん、いつもガム噛んでて、「くちゃくちゃ」といやらしい音をたててます。ガムの音でおじさんのキャラをうまく表現しております。
上映時間145分。あっという間です。がっつりと見ごたえありました。この夏、チェック、ダブルチェックの映画であります。
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。原田眞人監督作品(「突入せよ!『あさま山荘』事件」)。
「北関東新聞社」に事故の第一報が入ってから、いきなり活気づく職場。本当の現場のような迫力であります。休暇取得して帰ろうとしていた悠木和雅(堤真一)。休暇どころではなくなり、仕事に戻らざるを得なくなったどころか、社長にこの事件の全権デスクを任されてしまいます。
新聞社内の人間関係・力関係が見ていておもしろい。全権デスクとはいえ、上司の局長・次長と衝突したり、嫉妬深い同期の部長から足を引っ張られたり、部下からは不満を漏らされたりと、これは中間管理職の話でもあるのです。局長・次長は涼しいところにいて、全然仕事してなてなさそう…。主人公悠木に嫉妬するカマキリ顔の社会部部長、全権に情報流さないし…。
悠木和雅役の堤真一。文句なくかっこよいです。正義感むき出しで上司でも平気でたてつく姿はスカッとしますね〜。いきなり、全権デスクになってもたじろがず、ガンガン指示を出して取材合戦に入っていきます。
「北関東新聞社」の社員の皆さん、それぞれいい味出しててますね〜。整理部長役のでんでん。この人、常に堤真一の味方をしてくれて、いいおじさんだ。「全権、どんどん怒鳴ってくれよ〜」とか言って、仕事人ぶりを見せてくれます。その他、マギー、田口トモロヲ、堀部圭亮などなど、みなさん印象的な演技を見せてくれます。
特ダネを取りに現場に直行した佐山(堺雅人)。堺雅人、最近あちこちで大活躍されてますが、ここでも主役を喰う演技。泥だらけになった背広姿がこれまたサマになってます。あの抑制の効いたしゃべり方、渋いっす。事故原因を突き止める女性記者役の尾野真千子。男性記者顔負けの活躍でかっこよいです。販売局と編集局との衝突も迫力あります。同じ会社内でも敵がいっぱいおりますな〜。販売局長のオールバックのおじさん、いつもガム噛んでて、「くちゃくちゃ」といやらしい音をたててます。ガムの音でおじさんのキャラをうまく表現しております。
上映時間145分。あっという間です。がっつりと見ごたえありました。この夏、チェック、ダブルチェックの映画であります。
- 13:20:38 |
- ドラマ |
- トラックバック(0) |
- コメント(1) |
- TOP ▲
JUNO/ジュノ
2008/06/21 (土)
109シネマズ佐野にて鑑賞。お客さんは8人程度。
16歳の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)が自分が妊娠したことを知ってから出産するまでの成長物語。ジェイソン・ライトマン監督(『サンキュー・スモーキング』作品。
冒頭、薬局に行くまでの場面が、実写とアニメを融合したポップな絵柄でキュートな感じになってます。何であんなにオレンジジュースがぶ飲みしながら、薬局行くのかと思ったら、妊娠検査するためか…。
最初はあっさりと中絶を決意したジュノ。中絶をしにクリニックに向う途中、クリニック前で中絶反対運動中のアジア系の同級生とのやりとりがなかなかおかしかったです。クリニックの受付の女性がなぜかパンク系だったりと、マイナスイメージでクリニックが描かれております。実際の関係者が見たら怒るんじゃないですかね。
結局、子供を生んで、その子を養子に出すことを決意するという展開もアメリカっぽいです。情報誌で養子を探している若夫婦を探したりして、これまたアメリカンです。
ジュノを妊娠させちゃったボーフレンドのブリーカー(マイケル・セラ)くんがいい味出してます。オレンジ味のフリスクばっかり食べてるさえない男子。やけにやさしかったり、ジョギングばっかりしてたりします。
ジュノの子を引き取ることになったセレブな若夫婦。CM用の曲を作ってたりする旦那さんがジュノと仲良くなり、2人の世代間ギャップのホラー映画ばなしとかもグット。一見完璧な夫婦に見えましたが…。世の中そう、うまくはいかないのでありますね。。
ジュノのお父さんや義理のお母さん、チアリーダーの親友の女の子など、ジュノの周りの家族たちがみな魅力的です。特に義理のお母さんが嫌な検査技師に、びしっと言ってくれる場面があり、かっこよいですこのおばさん
ジュノを演じたエレン・ペイジの演技がこの映画の最大の見所。この年代の女の子の成長をリアルに演じております。
映画を見終わったあと、あたたかい気持ちにさせてもらえます。脚本がしっかりとしているので、大人も納得の展開。ジュノとジュノを取り巻く人たちとの交流をうまいこと描いております。おすすめ。
16歳の女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)が自分が妊娠したことを知ってから出産するまでの成長物語。ジェイソン・ライトマン監督(『サンキュー・スモーキング』作品。
冒頭、薬局に行くまでの場面が、実写とアニメを融合したポップな絵柄でキュートな感じになってます。何であんなにオレンジジュースがぶ飲みしながら、薬局行くのかと思ったら、妊娠検査するためか…。
最初はあっさりと中絶を決意したジュノ。中絶をしにクリニックに向う途中、クリニック前で中絶反対運動中のアジア系の同級生とのやりとりがなかなかおかしかったです。クリニックの受付の女性がなぜかパンク系だったりと、マイナスイメージでクリニックが描かれております。実際の関係者が見たら怒るんじゃないですかね。
結局、子供を生んで、その子を養子に出すことを決意するという展開もアメリカっぽいです。情報誌で養子を探している若夫婦を探したりして、これまたアメリカンです。
ジュノを妊娠させちゃったボーフレンドのブリーカー(マイケル・セラ)くんがいい味出してます。オレンジ味のフリスクばっかり食べてるさえない男子。やけにやさしかったり、ジョギングばっかりしてたりします。
ジュノの子を引き取ることになったセレブな若夫婦。CM用の曲を作ってたりする旦那さんがジュノと仲良くなり、2人の世代間ギャップのホラー映画ばなしとかもグット。一見完璧な夫婦に見えましたが…。世の中そう、うまくはいかないのでありますね。。

ジュノのお父さんや義理のお母さん、チアリーダーの親友の女の子など、ジュノの周りの家族たちがみな魅力的です。特に義理のお母さんが嫌な検査技師に、びしっと言ってくれる場面があり、かっこよいですこのおばさん
ジュノを演じたエレン・ペイジの演技がこの映画の最大の見所。この年代の女の子の成長をリアルに演じております。
映画を見終わったあと、あたたかい気持ちにさせてもらえます。脚本がしっかりとしているので、大人も納得の展開。ジュノとジュノを取り巻く人たちとの交流をうまいこと描いております。おすすめ。
- 21:19:50 |
- ドラマ |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- TOP ▲
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
2008/06/15 (日)
シネマハーベストウォーク(小山)にて鑑賞。19年ぶりの新作。第1作目『レーダース 失われたアーク』から映画館で見続けております…。てなわけで、待ちに待って待ち続けた新作を先行上映で見てきました。
考古学者兼大学教授のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が世界中の秘宝を探して駆け巡る冒険活劇もののシリーズ第4弾。スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作という、黄金コンビ。
前作から18年後の設定で、1950年代が舞台。今回の敵は、ソ連軍となります。
ジョージ・ルーカスの出世作「アメリカン・グラフィティ」みたいな感じで始まります。明らかに今までのオープニングとは異なります。これは意外でした。…と思っていたら、ようやく真打(インディ)登場。米軍基地内というこれまたシリーズ的には意外な場所でひと暴れ。
ソ連の士官イリーナ役の(ケイト・ブランシェット)がはまり役の演技で怪演。きっちり揃った前髪がセクシーです。ハリソンとの直接対決やアリとの死闘など、随所に見せるタフ美女ぶりは、さすが。ケイト・ブランシェットに悪役を演じさせるとは贅沢な映画です。おそらく、スピルバーグ監督じゃなかったら、こんな役引き受けなかったと思います。
ハリソン・フォードは、19年のブランクを感じさせないインディ・ジョーンズぶり。さすが、ハンソロに続く代表作のはまり役で、あと2本くらい撮ってもらいたいです。
今回、旅のお供をすることになる青年マット(シャイア・ラブーフ)くん。シャイア・ラブーフは、スピルバーグ監督のお気に入り俳優らしく、『トランスフォーマー』とかこれから公開される『イーグル・アイ』などスピルバーグ製作の映画に立て続けに出演されてます。何でそんなに気に入られてるのか分からないのですが、今回は、映画の後半、ケイト・ブランシェットとのフェンシング対決でがんばってます。
オールドファンにうれしかったのは、第1作目のヒロイン、マリオン(カレン・アレン)の再登場です。かなり、年齢を重ねられて、ちょっと横幅が大きくなってますが…。ラストの閉め方もシリーズのファンにはうれしい結末で、これだけで、料金分の価値ありです。インディのへび嫌いネタも何気に入っていてニヤリとしてしまいます。
今回、残念だったのは、今までのシリーズにあったお宝探しの楽しさがないこと。アクションの方に力を入れすぎた感じ。第1作目はかなりワクワクさせられたんですが…。あと、ジョン・ハート演じる記憶喪失の大学教授の役は要らなかったと思います。
今までのシリーズを見続けている人はやはり必見の映画(そうでない人も楽しいです)。同窓会に行くときみたいなドキドキ感を味わえます。インディのテーマ曲が流れただけで、パブロフの犬状態でワクワク感が湧き上がってきます。ラストのお宝の正体は…、これまた今までとは違い、かなりSFチックな仕上がりになってます。

考古学者兼大学教授のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が世界中の秘宝を探して駆け巡る冒険活劇もののシリーズ第4弾。スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作という、黄金コンビ。
前作から18年後の設定で、1950年代が舞台。今回の敵は、ソ連軍となります。
ジョージ・ルーカスの出世作「アメリカン・グラフィティ」みたいな感じで始まります。明らかに今までのオープニングとは異なります。これは意外でした。…と思っていたら、ようやく真打(インディ)登場。米軍基地内というこれまたシリーズ的には意外な場所でひと暴れ。
ソ連の士官イリーナ役の(ケイト・ブランシェット)がはまり役の演技で怪演。きっちり揃った前髪がセクシーです。ハリソンとの直接対決やアリとの死闘など、随所に見せるタフ美女ぶりは、さすが。ケイト・ブランシェットに悪役を演じさせるとは贅沢な映画です。おそらく、スピルバーグ監督じゃなかったら、こんな役引き受けなかったと思います。
ハリソン・フォードは、19年のブランクを感じさせないインディ・ジョーンズぶり。さすが、ハンソロに続く代表作のはまり役で、あと2本くらい撮ってもらいたいです。
今回、旅のお供をすることになる青年マット(シャイア・ラブーフ)くん。シャイア・ラブーフは、スピルバーグ監督のお気に入り俳優らしく、『トランスフォーマー』とかこれから公開される『イーグル・アイ』などスピルバーグ製作の映画に立て続けに出演されてます。何でそんなに気に入られてるのか分からないのですが、今回は、映画の後半、ケイト・ブランシェットとのフェンシング対決でがんばってます。
オールドファンにうれしかったのは、第1作目のヒロイン、マリオン(カレン・アレン)の再登場です。かなり、年齢を重ねられて、ちょっと横幅が大きくなってますが…。ラストの閉め方もシリーズのファンにはうれしい結末で、これだけで、料金分の価値ありです。インディのへび嫌いネタも何気に入っていてニヤリとしてしまいます。
今回、残念だったのは、今までのシリーズにあったお宝探しの楽しさがないこと。アクションの方に力を入れすぎた感じ。第1作目はかなりワクワクさせられたんですが…。あと、ジョン・ハート演じる記憶喪失の大学教授の役は要らなかったと思います。
今までのシリーズを見続けている人はやはり必見の映画(そうでない人も楽しいです)。同窓会に行くときみたいなドキドキ感を味わえます。インディのテーマ曲が流れただけで、パブロフの犬状態でワクワク感が湧き上がってきます。ラストのお宝の正体は…、これまた今までとは違い、かなりSFチックな仕上がりになってます。

テーマ:インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - ジャンル:映画
- 15:22:48 |
- アクション |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- TOP ▲
ザ・マジックアワー
2008/06/08 (日)
シネマハーベストウォーク(小山)にて鑑賞。日曜昼間の上映だったため、ほぼ満席状態。ここ最近ではめずらしく盛況でした。相当ヒットしますね、この映画。
暗黒界のボス(西田敏行)の愛人(深津絵里)に手を出してしまった男(妻夫木聡)が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋『デラ富樫』を探し出すはめになる…という映画。『THE 有頂天ホテル』の三谷幸喜監督作品。三谷幸喜監督作品では、『ラヂオの時間』がお気に入りです。
映画の最初の方で描かれる佐藤浩市演じる売れない役者ぶりがいいですね。やっと役をもらったチンピラ役も、スター俳優の気まぐれであっさりとおろされちゃったり、うしろ姿だけの出演だったりと、佐藤浩市のこういうダメ男ぶりがけっこう新鮮でした。佐藤浩市のマネージャー役の小日向文世もこれまた、好きな役者さんで、相変わらず、いい味だして振り回されてます。
妻夫木聡は、『ウォーターボーイズ』でもそうでしたが、いい男なのに、こういう情けない男の役が似合いますね。妻夫木聡の情けない男ぶりがさえまくっていて、ピンチになればなるほど、見てる方としては楽しませてもらいました。
佐藤浩市が『デラ富樫』になりすまして、暗黒界のボスに最初に出会う場面は最高に笑えました。ここがこの映画で一番笑えるところです。あと、寺島進と一緒に、外国人マフィアとの武器の取引交渉についていく場面も、かなり笑えましたが、銃の撃ちあいになり、一発も当たらなかったのはちょっと無理があるような気がしますが…。西田敏行が暗黒界のボスにしては、いいおじさんな感じで、そんなに凄みはないです。それに対し、寺島進のマフィアぶりはさすがといったところです。
後半以降、前半の面白さが若干息切れしてしまったのは残念です。できれば、佐藤浩市演じる売れない役者さんが、最後の最後まで、映画だと信じさせるように、妻夫木聡にがんばってもらいたかったところですが、そうすると、やはり脚本に無理が出てしまうのでしょうか。
三谷幸喜監督作品は、安定感のあるコメディ映画といった感じで、安心して見られます。前作の『THE 有頂天ホテル』は、登場人物が多すぎて、エピソードもバラバラだったので、おもしろさが散らばってしまった印象でしたが、今回は、そういった点ではまとまっていてよかったと思います。ただ、やはり、欲を言えば、前半の笑いのピークが後半まで続かなかったところは残念です。
暗黒界のボス(西田敏行)の愛人(深津絵里)に手を出してしまった男(妻夫木聡)が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋『デラ富樫』を探し出すはめになる…という映画。『THE 有頂天ホテル』の三谷幸喜監督作品。三谷幸喜監督作品では、『ラヂオの時間』がお気に入りです。
映画の最初の方で描かれる佐藤浩市演じる売れない役者ぶりがいいですね。やっと役をもらったチンピラ役も、スター俳優の気まぐれであっさりとおろされちゃったり、うしろ姿だけの出演だったりと、佐藤浩市のこういうダメ男ぶりがけっこう新鮮でした。佐藤浩市のマネージャー役の小日向文世もこれまた、好きな役者さんで、相変わらず、いい味だして振り回されてます。
妻夫木聡は、『ウォーターボーイズ』でもそうでしたが、いい男なのに、こういう情けない男の役が似合いますね。妻夫木聡の情けない男ぶりがさえまくっていて、ピンチになればなるほど、見てる方としては楽しませてもらいました。
佐藤浩市が『デラ富樫』になりすまして、暗黒界のボスに最初に出会う場面は最高に笑えました。ここがこの映画で一番笑えるところです。あと、寺島進と一緒に、外国人マフィアとの武器の取引交渉についていく場面も、かなり笑えましたが、銃の撃ちあいになり、一発も当たらなかったのはちょっと無理があるような気がしますが…。西田敏行が暗黒界のボスにしては、いいおじさんな感じで、そんなに凄みはないです。それに対し、寺島進のマフィアぶりはさすがといったところです。
後半以降、前半の面白さが若干息切れしてしまったのは残念です。できれば、佐藤浩市演じる売れない役者さんが、最後の最後まで、映画だと信じさせるように、妻夫木聡にがんばってもらいたかったところですが、そうすると、やはり脚本に無理が出てしまうのでしょうか。三谷幸喜監督作品は、安定感のあるコメディ映画といった感じで、安心して見られます。前作の『THE 有頂天ホテル』は、登場人物が多すぎて、エピソードもバラバラだったので、おもしろさが散らばってしまった印象でしたが、今回は、そういった点ではまとまっていてよかったと思います。ただ、やはり、欲を言えば、前半の笑いのピークが後半まで続かなかったところは残念です。
- 08:18:04 |
- コメディー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- TOP ▲
最高の人生の見つけ方
2008/06/02 (月)
シネマロブレ5(小山)にて鑑賞。この日(6月1日)は、ファーストデーということで、1000円料金で見られるお得な日でありました。お客さん、5人くらい。
余命あとわずがと知った老人たち(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン)が『棺おけ(やりたいこと)リスト』を作り、それを実行していく…というお話。監督は、『スタンド・バイ・ミー』、『ミザリー』のロブ・ライナー。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのオスカークラスの演技はさすが安定感あります。
おじいさんたちが作る『棺おけリスト』がそれほど共感できるような内容ではありませんでした。黒澤明監督作品『生きる』の主人公が死ぬ前に自分の仕事をやりとげる姿の方が感動してしまうのであります。
余命あとわずかと知ったら、スカイダイビングとか、スーパーカーを乗り回したりしたいかな…、と主人公たちがとる行動に疑問が残りましたが、最後は家族とすごすのが一番大事なことに気がついたので納得のおさまり方。ありきたりな展開と言ってしまえばそれまでですが…。
ジャック・ニコルソン演じるおじいさんは病院経営してるような大金持ちの役なのですが、私生活めちゃくちゃな仕事人間で、結婚と離婚を繰り返しているような人。いくらお金持っていても、あの世までお金は持っていけないのか…としみじみと鑑賞。家族を養うために進学を断念して自動車整備工を長年勤め上げたおじいさん役のモーガン・フリーマンの方に共感。お金持ちじゃないですが、こっちのおじいさんの方の人生の方が充実してるように見えます。
ジャック・ニコルソンおじいさんが、モーガンおじいさんに後押しされて、久々に娘さんに会いに行って、感動の再会という場面ですが、離婚後に元奥さんのところに突然会いに行って、そんなにうまく感動の再会になるのかな…とちょっと気になりました。
最後、主人公が病気で亡くなることはわかっているのですが、なぜか、見終わった後はあたたかい感じで帰れます。後味は悪くないですが、過去のロブ・ライナー監督作品と比べると不満の残る作品です。
余命あとわずがと知った老人たち(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン)が『棺おけ(やりたいこと)リスト』を作り、それを実行していく…というお話。監督は、『スタンド・バイ・ミー』、『ミザリー』のロブ・ライナー。
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのオスカークラスの演技はさすが安定感あります。
おじいさんたちが作る『棺おけリスト』がそれほど共感できるような内容ではありませんでした。黒澤明監督作品『生きる』の主人公が死ぬ前に自分の仕事をやりとげる姿の方が感動してしまうのであります。
余命あとわずかと知ったら、スカイダイビングとか、スーパーカーを乗り回したりしたいかな…、と主人公たちがとる行動に疑問が残りましたが、最後は家族とすごすのが一番大事なことに気がついたので納得のおさまり方。ありきたりな展開と言ってしまえばそれまでですが…。
ジャック・ニコルソン演じるおじいさんは病院経営してるような大金持ちの役なのですが、私生活めちゃくちゃな仕事人間で、結婚と離婚を繰り返しているような人。いくらお金持っていても、あの世までお金は持っていけないのか…としみじみと鑑賞。家族を養うために進学を断念して自動車整備工を長年勤め上げたおじいさん役のモーガン・フリーマンの方に共感。お金持ちじゃないですが、こっちのおじいさんの方の人生の方が充実してるように見えます。ジャック・ニコルソンおじいさんが、モーガンおじいさんに後押しされて、久々に娘さんに会いに行って、感動の再会という場面ですが、離婚後に元奥さんのところに突然会いに行って、そんなにうまく感動の再会になるのかな…とちょっと気になりました。
最後、主人公が病気で亡くなることはわかっているのですが、なぜか、見終わった後はあたたかい感じで帰れます。後味は悪くないですが、過去のロブ・ライナー監督作品と比べると不満の残る作品です。
- 02:04:56 |
- ドラマ |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- TOP ▲



